ブログ
ねこちゃん下部尿路疾患とは
こんにちは?
ドラえもんが好きなので神奈川県の藤子F不二雄ミュージアムにいってきました看護師の高鍋です?
さて前回、寒くなるとお水を飲まなくなる、そうすると腎臓に影響が出てきてしまう…というお話をさせていただきました。でも、もう1ヶ所影響が出てきてしまう場所があります。
それは尿(尿路)です。
皆さんも冬場などあまり水分を摂取しないなんてことありませんか(・-・?)
ワンちゃんネコちゃんも同じように季節により飲水量が変わってきます。特にネコちゃんは元々砂漠で生息していた生き物なので水を飲む量が少なくても生きることができ、濃い尿をするように身体がつくられています。
しかし尿が濃いと細菌に感染しづらいというメリットがある反面、結石をつくりやすいというデメリットもあります。
ただでさえ水をあまり飲まないのに、この時期はコタツの中に入りっぱなしだったり、お布団の中から出てこないというネコちゃんが多いと思います。このように季節の変化などで水を飲む量が少なくなり、水を飲まない、トイレに行かないとなるとますます尿が濃くなり結石のリスクはぐんと上がりますΣΣ(゚д゚lll)
?尿路結石が疑われる症状には?
?尿に血が混じっている
?尿をする際痛そうに鳴く
?頻繁にトイレに行く
?トイレでないところで尿をする
?トイレに長くいても少ししか尿が出ない
?尿が全くでない(緊急)
この様な症状がある場合はすぐに病院へ!!!!!
(この症状が出たからといって全てが結石というわけではありません)
こういった症状を見つけるには毎日欠かさずトイレのチェックを行いましょう♪
何気なくトイレの掃除を行うのではなく、量や色、臭いなどを気にしながらトイレ掃除をすると早期発見に繋がると思います。
またトイレが汚いと尿を我慢してしまい濃い尿を作り出す原因にもなってしまうので、トイレは清潔にしておくことも大切ですglitter2ちなみにトイレは飼い猫の頭数+1の数あるといいでしょう。
症状が出ていないからといって膀胱、尿がきれいだったり、結石が出来ていないという安心は禁物です?症状が出る前にチェックするのも早期発見の1つです!お気軽に病院に尿をお持ちください。
尿をお持ちの際は、キレイな空の容器に尿を持ってきてください。トイレシートや猫砂のついた尿は正確な検査が出来ない可能性があるので気をつけてください(・∀・)
ねこちゃんの下部尿路疾患、結石のことなら福岡市の室見動物病院まで
RECENT POSTS最近の投稿
TAGタグ
ARCHIVE月別アーカイブ
-
2024年 (22)
-
2023年 (26)
-
2022年 (32)
-
2021年 (27)
-
2020年 (32)
-
2019年 (28)
-
2018年 (9)
-
2017年 (17)
-
2016年 (30)
-
2015年 (22)