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わんちゃんの安全な抱っこの仕方
皆さんこんにちは、動物看護師の西田です
セミが元気いっぱいに鳴いていて、もうすっかり夏ですね!
通勤路にもあちこちセミの抜け殻が出没しているので、毎日新しい抜け殻を見つけながら出勤しています✨
さて、今回はわんちゃんの「抱っこの仕方」についてお話したいと思います
皆さんは普段、おうちの子をどんなふうに抱っこしていますか?
「どんな抱っこをしたら良いですか?」と飼い主さんからご質問を頂くこともあるので、避けた方が良い抱っこと安全な抱っこの種類・ポイントをいくつか紹介したいと思います!
?避けた方が良い抱っこ
①縦抱き抱っこ
②赤ちゃん抱っこ
③前肢だけで持ち上げようとする抱っこ
①と②は背骨に負担がかかってしまい、椎間板ヘルニアなどのリスクが上がってしまいます
また暴れるなどの急な動きに対応できず、飛び降りや落下などの事故も多くなります
③はわんちゃんは人と違い鎖骨が無いため、肩関節が外に開きません
そのため前肢だけで持ち上げようとすると、肩関節に負担がかかり靭帯を痛めやすくなります
?安全な抱っこ
①膝の上で横向きor正面抱っこ
point ・安定して膝上に乗れるように足をしっかり閉じる
・前胸を手のひら全体で優しくしっかりキープする
・わんちゃんの体を自分の体に密着させて、人は脇を締める
※横向きの場合はをお尻を手で優しく押さえるように、正面の場合は背面を密着させると抱っこが安定します
②立って両手で抱っこ
point ・わんちゃんの体と自分の体を密着させて、人は脇を締める
・前胸とお尻を優しくしっかりキープする
③立って片手で抱っこ
point ・わんちゃんの姿勢が床と平行になるようにキープする
・しゃがんでしっかり抱えてから立ち上がる
いかがでしょうか?最後に、座ってする抱っこ、立ってする抱っこ共通してリードが下に垂れ下がらないように気をつけましょう!
立ち上がった時や移動するときに踏んでしまう、どこかに絡まるなどの事故を防ぐことが出来ます
安定した抱っこをすることでわんちゃんが落ち着いて、お手入れが楽になったり吠えなど困った行動の予防にもなります
ポイントをおさえて安全な抱っこをマスターできたら素敵ですね✨
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