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貧血は油断していると危ないです。
こんにちは動物看護師の藤林です。
花粉も落ち着いてきましたね🌸
寒暖差が激しいですが体調はいかかでしょうか?
今回は動物の貧血についてです。
犬や猫も人間と同じで血液の中にある赤血球などの数が少なくなることを貧血と言います。📗
犬や猫に貧血が起こることによって体内の酸素が少なくなっていき、食欲不振、元気消失、呼吸が荒い、口の中が蒼白いなどの症状が出てきます。
貧血を引き起こす原因は様々で免疫疾患、慢性疾患、ノミ・ダニなどの感染症、ネギ類の誤食などがあります。
段々と暖かく散歩日和の日が多くなってきました。外に出ることが多くなる程、ノミやダニの感染率が高くなります。
ノミ・ダニから感染するSFTS『重症熱性血小板減少症』は人間にもうつる病気です。しっかりと予防をしていきましょう。🐾
貧血かどうか見て判断する場合は口の中の舌・歯肉の色を見るか歯肉を押して見て下さい。
歯肉を押して離した時に色が元の状態に戻る時間で貧血かどうかの判断が出来ます。
□1秒以下:正常
□1秒~2秒:貧血
歯肉の色はその子その子によって様々です。普段歯肉がどんな色をしているのか見てみることも良いかもしれません。
室見動物病院
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