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うつる皮膚病 うつらない皮膚病

みなさん、こんにちは?

近頃、美味しいものを食べることで心を満たしている矢野です?

特に甘いものは最高の幸せアイテムですね!!

美味しい情報をお持ちの方は教えていただけると嬉しいです!

さて話は変わりますが、最近のこの気候!

気温上昇、湿度上昇。いわゆるジメジメの季節です?

この時期に多いのが皮膚病。

毎年この時期は、当院でも皮膚トラブルで来院される患者さんが多くなります。

(お耳が痒くなる子も多いので要注意です⚡️)

皮膚病と大きくまとめましたが、皮膚病にも種類があります。

もし自分のわんちゃん・ねこちゃんがそれらの皮膚病と診断されたら、

うつるの? うつらないの? と気になる飼い主さんも多いと思います!

そこで今日は、この時期に特に多い二種類の皮膚病の

うつる・うつらないをお話したいと思います✨

うつらない皮膚病 膿皮症

まずはうつらない皮膚病からお話したいと思います。

膿皮症の症状は、赤いブツブツ、かゆみ、脱毛などが起こります。

皮膚の常在菌(健康な皮膚にもいる菌)が毛穴の中で過剰に増えてしまう事で、

人のニキビのようなブツブツができ、悪化すると破裂します。

先ほど言ったように、こちらは皮膚の常在菌が原因ですので

他のわんちゃん・ねこちゃん、人間にうつることはありません!

うつる皮膚病 皮膚糸状菌症

続いてうつる皮膚病です。

皮膚糸状菌症は、「真菌」いわゆる「カビ」が原因で起こります。

症状としては、脱毛、フケ、皮膚の赤み、かゆみなどです。

毛についたカビの胞子が、からだの別の部分や

使っているベッドや毛布などに付着することで感染が広がります。

この皮膚糸状菌症は、他のわんちゃん・ねこちゃん、人間にもうつります?

なので症状が出ている動物の徹底的な消毒、生活環境の清浄化が必須となります。

いかがでしょうか?

いま一度、ご自宅のわんちゃん・ねこちゃんの皮膚に

異常がないか確認してみてください!

うつる皮膚病だった場合、早めの治療が大事です!

うつらない皮膚病でも、はやく痒みを止めてあげた方が良いので、

皮膚の異常が見つかった時は早めに受診しましょう?

室見動物病院

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