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ごはんの介護にひと工夫
こんにちは動物看護師の益田です。
今年は暖冬とはいえ寒いですね☃️
さて、今日はシニアのわんちゃんの食事のスタイルについて紹介します。
シニアになるとわんちゃんの食事の変化に、
・床に置いたお皿から直接食べる姿勢がつらくなる
・歯周病などで歯が弱くなり固いものを食べにくそうにしている、
噛まずに飲み込んでむせたりつまらせたりしている
・自力でご飯を完食することが難しくなる
といった様子が現れるようになります。
そんなわんちゃんたちが負担なくごはんを食べれるようにひと工夫をしてあげましょう!?
ドライフードはふやかしてあげることで食ベやすくなって
のどに詰まらせる心配を減らすことができます。
食べている時の姿勢がつらそうにしている時は台などを使って
お皿の高さをあげてあげたりするといいですよ。
しかし高すぎると空気も一緒に飲み込んでしまう原因になるので
その子の体格に合わせてあげましょう。
もし、滑ったりして立ったり伏せた状態を維持するのが難しい時は
滑り止めマットを利用したり身体を支えてあげることも良いです。
わんちゃんは年齢が進むにつれ舌の動きが悪くなります。
舌でごはんをすくい取ったりなめとることが難しくなってお皿の縁にごはんが残って
自力で食べきることが難しくなります。
底が丸い形の食器に変えてあげたり、スプーンで口まで持っていってあげると食べてくれます。
なかなか固形物のごはんを食べられないときは、ペースト状にしたごはんを
給餌用シリンジ(注射器タイプ)を使って与える方法があります。
当院では10mlと30mlの給餌用シリンジを用意しています。
犬歯の後ろからゆっくり舌の動きを確認しながら少しづつ与えることがコツです。
寒い日が続きますがおいしいごはんを食べて今日も一日がんばりましょう♪
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