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犬・猫 脱水の判断の仕方

こんにちは、動物看護師の藤林です。

寒さも落ち着き1月もあっという間に終わりが近づいてきましたね

今回は脱水について話していこうと思います。

脱水は、人間と同様、身体の水分量が少なくなった状態のことを脱水と言います。

脱水は夏の暑い日になることが多いですが、長時間の日光浴、嘔吐、下痢、腎臓病、糖尿病などの病気によって脱水を起こしてしまいます。

もし脱水していないか気になる場合は首の皮膚をつまんでみて下さい。

首のうしろの皮膚を優しく引っ張り、元の状態に戻るまでの時間で脱水しているかどうかの判断が出来ます。

通常は1秒以内につまんだ皮膚は元に戻りますが、脱水している場合、つまんだ皮膚は中々元に戻らず、重度の脱水は皮膚がそのまま残ってしまいます。

■軽度:2秒~3秒

■中度:6秒~10秒

■重度:20秒~45秒

ただし、皮膚が固い、太っている場合は判断が難しいです。

寒いこの時期は暖房器具から離れず長時間いることが多いと思います。その分水を飲みに行くことが減り脱水してしまう場合があります。

脱水が気になった場合は是非首後ろの皮膚をつまんでみて下さい。軽度でも症状があった場合は病院へ行くようお願いします。

何か気になることがありましたら気軽にお声掛けください。

室見動物病院

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