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お家の子の爪、伸びてませんか?
こんにちは、動物看護師の西田です。
11月も半分が過ぎて、昼間でも寒く感じる季節になりましたね?
さて、今回はわんちゃんねこちゃんの爪切りについてお話をしていきたいと思います。
お家のわんちゃんねこちゃん、歩くとチャカチャカと音がなったり、フローリングなどつるつるした床で滑ったり、足が地面に着くと爪が浮いていたりしていませんか?
そんな時は、爪が伸びているかもしれません。爪が伸びていると、歩きにくいのはもちろん、
爪が割れる、何かに引っかかる、肉球に刺さるなどして思わぬケガをしてしまうことがあります。また、歩くときに床で滑ってしまうのは関節に負担をかけてしまいます。
爪の切り方
~わんちゃんの場合~
爪の中に通る血管や神経を切らないよう、角度を変えながら少しずつ、角を取るようにして血管の手前まで切っていきます。
白い爪の子は中の血管がピンクに透けるので、ピンク色の手前まで切っていきます。
黒い爪の子は外からだとどこからが血管なのか分かりにくいので、爪の断面を見て、中心がうっすらと透き通ってくるところまで切っていきます。
もし出血してしまったら、止血パウダーで、断面をぎゅっと押さえて止血します。
~ねこちゃんの場合~
ねこちゃんは爪の血管が透けて見える子がほとんどです。
かぎ状に曲がった部分には血管は通っていないので、曲がっている部分の直前を切ります。
いかがでしょうか?
ちなみに爪の中の血管や神経は爪と一緒にどんどん伸びていきます!中の血管も長く伸びていると、爪を切っても長いままになってしまうこともあるので、定期的にチェックが必要です。
特に、前後肢の内側にある「狼爪」は見落としがちですが伸びやすいので、忘れないようにお願いします。(狼爪はない子もいます)
お家では爪切りが難しいといった場合には、当院でも爪切りを行っております。また、バリカンでの足裏の毛刈りも行っておりますので、毛を踏んでしまって滑ってしまうという場合でも、お気軽にご相談ください。
足のケアなら、室見動物病院まで
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